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この写真はこのお宅で使用した瓦です。見れば分りますね。
でもちょっとだけ巷で見る瓦とは違います。さて何処でしょう。
この瓦のすっきりしているのに素朴な表情が好きなのですが、
この瓦は施工するのにちょっと手間が掛かるので職人さんに嫌がられます。

普通は、饅頭と言って瓦のジョイントを隠す丸い物が正面に付いてるんですがコレにはありません。
なので、綺麗に葺くには本当に綺麗に葺かないと粗が見えてしまうのです。
なかなか、この瓦の似合う家はありませんが、また使わせて頂きますので職人さん宜しくお願い致します。

その右は、採光の為に設けた坪庭のバックにある壁です。
これもまた、左官仕上げの壁です。土壁の様に見えますがモルタルの刷毛引きです。
瓦と上手く合っていると思いますが如何でしょう。

公園と土壁と自然素材の家


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正直な家の会 愛知県名古屋の土壁と木の家の 建築設計事務所
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Tel 052-709-3270/Fax 052-709-3271
住季乃建築事務所 e-mail:お問合せ
玄関より手前でアプローチに面した部屋は、全てパブリックスペースです。

上左は教室の控室、既設の床の間と小窓を再利用しディスプレイスペースを設けてあります。
控室窓の外に先程の雑談の場の濡れ縁があり、
そこを訪れた人の視線に入る様に何か飾って頂けると嬉しい、
小窓の棚は、客人の為のお茶菓子なんかを入れて下さいと、お願いしてきました。

その右は教室、手前から洗面手洗い、納戸、教室玄関への戸です。
納戸は新設の舞良戸、左右は既設の古建具の再利用。
古い物と新しい物を共存させるのは大変苦労します。
全て古色で塗ってしまえば、多少は楽ですがコストの問題がありますからね。

教室と控え室の壁は、全て土佐漆喰で仕上げています。

建て直す前は、史跡の公園脇にある立派な民家。
再生するには傷みが多く、残念ですが取壊し建て直す事になりました。

既設の建具や欄間は、まだ使える物があり出来るだけ再利用する事にしました。
主な要望はもとの家の中が暗かった為、
家の中を明るくして公園にも出られる様な家がほしいと言う事でした。

プランニングは、数回に及びなかなか大変でしたが、
決まってからは流石に吟味した甲斐があり、すんなりと竣工を迎えられました。

知立の家

こちら左の写真は、玄関へのアプローチ。
御要望への応えは、公園に面した幅一間長さ6間の大胆なアプローチです。
アプローチの途中には、教室への玄関と
友人と雑談も出来る様な濡れ縁が設けてあります。
公園に来た子供達が通っていく事も出来ます。
家へのアプローチでもあるコミュニケーションスペースです。

アプローチは公園からの視線をさりげなく避ける為、格子にしてあります。
昼間アプローチを通ると、キラキラと格子越し見える公園の景色が楽しいのです。

アプローチの床は、たたき風の土間の中に敷瓦を敷いてあります。
この敷き瓦、このお宅の為に特別に造った物です。
2度ほど試作をしましたが、なかなか思う様な色の深みと焼きムラが出ず苦労しました。

その下の石の写真は、教室入口の段石です。
これまた、物を確かめないと気が済まないので多治見まで探しに行ってしまいました。
この時痛恨の指示忘れ、現場に納入された時、石がピカピカになっていました。
私は、この石の汚れ具合も気に入っていたのでした.....残念です。

石屋さんには、普通の人には綺麗に洗った方が喜ばれますよって言われました。
どうやら私は、変わり者の様です。
こちらは玄関より奥のプライベートスペースです。玄関を利用して大きく区切っています。

左からダイニングキッチン、カメラが広角でないのでこんな写真です。
照明は私が好きなペンダントの3つ釣り、この下にダイニングテーブルが来ます。
このDKの奥に水周りを集約し、その奥にお風呂と洗濯室から出られる2坪のバスコートを設けました。
バスコートは洗濯室から一歩で出られ、洗濯干しも楽です。
公園の藤棚を視界に入れながら、大和塀で囲い寛ぐ場所としても使える様に配慮してあります。

ダイニングとリビングの境は次右、既設の古障子の再利用です。
この障子が一番渋く綺麗だったので、LDに使えたのが幸いでした。

その右2枚は、2Fの写真です。
階段を見下ろす手摺に古欄間を嵌めこみ、部屋のアクセントとして再利用です。
その奥の部屋の扉にも、教室で使用した古建具を使っています。
家中に昔の家の面影を残し、新しく懐かしい家を感じて頂けると幸いです。

プライベートスペースの壁は、珪藻土や土壁の中塗りで仕上ています。
天井も含めて全て左官仕上げです。
床も楓の無垢材を使い、色も柿渋を塗り出来るだけ健康への配慮をしています。