私の求める家づくり
私が家を造る時にいちばん優先させたい事は、その家に家族皆の繋がりを持てる場所を作る事。
家族それぞれ生活パターンは違うと思いますが家族皆が共有出来て毎日顔を合せ
日々の出来事をなどを話せる場所、友人などが気軽に集まれる場所を造る事。
皆さんも一緒だと思いますが、寝る・食べる・雨風をしのぐ為だけに家はあるわけではありませんからね。
家は家族や人との繋がり育んで、住む人や訪れる人に安らぎを与えられる場所であってほしいと思います。
一日の仕事や家事の後、「今日も一日無事に終わりましたね」ってほっとできる場所であってほしい。
そういう時間を少しでも長く過ごせる場所を造ってあげたいと言う事です。
それを充たした上で、美しく、簡素な家、古美る木や土など素材本来の質感を生かし
風土や住む人に合った必然性のある建物を造りたいと思っています。
私達が手掛ける空間に、興味を持たれた方々の手助けを少しでも多く出来れば幸いに思います。
最近の家づくり
最近の建築は、かつての職人と呼ばれていた人を必要としないものが多くなっていますね。
それは何故でしょう、安さ・速さ・均一さ・量産性を求めて来てしまった結果だということは、
殆どの人が感じているのではないでしょうか。
現状職人でさえも、難しい仕事に行き当たると経験が無い為、避けてしまう場合があります。
しかしその中でも、一握りの人は質の高い物を求めて今も努力を続けています。
その様な前向きな職人と知り合えた事で、良い建築を続けられると感じています。
現在、職人の多くは、その日現場に入って初めてその家と関わります。
その為住む人の要望を把握して現場を動かす事には無理があります。
またそれを求めると本業が疎かになり、質が下がる恐れがあります。
それは経済性や機能を家に持込みすぎた結果、かつての棟梁ではその情報量を管理しきれなくなってしまっているからです。
また建築は、大勢の役割の人で造る物ですから職人同士の思惑の違いで摩擦も起こります。
それぞれを誰かが意識していないと、どれだけ良い職人を集めてもトラブルが増え良い家にはならない恐れがあります。
しかし、何処に依頼するにしても大きな組織になる程分業化・効率化などの悪影響を受けている為
一貫した管理・監理が難しくっなっています。
同様に管理する本人もそれに気づいていない場合も多いのです。与えられた役だけ果たせばいいんだって...。
その様な中でもあなたの多くの要望と流れを把握して円滑に実現に導けるのはやはり設計監理・管理者だけです。
私にできる家づくり
私の立場で必要な事は、初めから竣工まで住む人と共にその家に関わる事で
多くの要望と流れ、それぞれの職人の技術・立場・性格をふまえた上で設計・監理、管理し
それを補い職人の能力を100%引出し理想の家を実現させられる環境を造る事。
全てを意識して、それを求める人とそれを実現出来る職人とを結び付け、竣工まで見届ける事です。